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「200g」パプアニューギニア コルブラン農園 ウォッシュ A 浅煎り -Light Roast-

¥2,550 税込

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生産国:
パプアニューギニア

生産地:
東ハイランド県 カイナンツ市周辺

生産者:
ニコール・コルブランさん

生産地概要:
パプアニューギニアでは、コプラと呼ばれるココヤシの実の胚乳を乾燥させたものが、主要な輸出産品として生産されています。

精製 ウォッシュ
標高 1,820m
品種 ティピカ、ブルボン、ムンドノーボ
入港月 2025年9月
乾燥 天日乾燥

フレーバーノート:lemon, candy, floral, orange, olive oil, brown sugar

華やかで明るく、バランスの良いコーヒーです。キャンディーライクな特徴で、レモンキャンディーのような甘さの特徴を持つ珈琲です。

農園主はニコール・コルブランさん。70歳を超えた今もなお現役で活躍されています。農園やコーヒーのマネジメントに関しては、娘さん一家が担当していますが、ニコールさんは主に各国のバイヤーとの対外的なやりとりを担当しています。

「私はもういい歳だから引退したいんだが、どうしても気になって口を出してしまうんだ。いかん癖だなーと思っているが、品質や農園管理のことが少しでも目に入ると言っちゃうんだよなぁ」と少し恥ずかしそうに語ります。


コルブラン農園は、1962年に、ニコールさんの父・ベン・コルブランさんがこの地にコーヒーの苗を植え始めたことから始まりました。当初は数ヘクタールほどの非常に小規模な農園でしたが、徐々に規模を拡大し、現在では約300ヘクタールの広大な土地でさまざまな品種のコーヒーを栽培しています。

現在栽培されている品種は、アルーシャ、ティピカ、ブルボン、カツーラ、ムンドノーボ、ゲイシャ、そしてカティモールを少し。もともとこの地域ではティピカとブルボンが主流だったと、ニコールさんは言います。

農園では約60人のスタッフが正社員として常勤しており、収穫期にはさらに500人以上の季節労働者を雇って、日々チェリーの収穫にあたります。収穫の最盛期には加工場の様子も一変し、夕方になると大量のチェリーとともに人々が集まり、夜通しで加工作業が行われるのです。




良いコーヒーは、シンプルな方法で
「私が信じるのは、ちゃんと栽培して、完熟のチェリーをちゃんと発酵させて、ちゃんと乾燥させて綺麗に精選することです。」これは、ニコールさんのモットーです。 その言葉が示すとおり、コルブラン農園では特別に変わった精製方法は用いていません。

近年注目を集めている嫌気性発酵、カーボニックマセレーション、インフューズド、酵母菌を使った発酵など、さまざまな加工手法がある中で、彼らのコーヒーは一貫して「ウォッシュド(水洗式)」なのです。


完熟したチェリーを清潔な水を使って精製、その後、アフリカンベッドで天日乾燥させます。乾燥期間はおよそ3週間。パーチメントの乾燥中も、徹底した管理がなされます。アフリカンベッドは農園区画と収穫日ごとに分けられ、混ざることのないように細心の注意を払って攪拌しながら乾燥させていきます。乾燥後は、パーチメントの状態でレスティング(休息)と呼ばれる工程に移り、品質の安定を図ります。コルブラン農園ではこの期間を最低1ヶ月と定め、定温管理された倉庫でじっくり保管します。

こうして出来上がる、シンプルながらもとても丁寧な仕事の結晶とも呼べる彼らのコーヒーは、甘さが際立ち、華やかなフレーバーと厚みのあるジューシーな酸を持ち合わせています。規模が拡大し、今では大規模農園と呼ばれるまでに成長しても、効率化だけに走らず、変わらぬ品質へのこだわりを貫くコルブラン農園。その評判は世界中に広まり、毎年、収穫が始まる前の段階で、すでに各国からの注文で予約が埋まってしまうほどの人気を誇っています。

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