
YIRGA / SINGLE ORIGIN & COLLECTION / 156843572
インド サンガメシュワール ガンゲギリエステート イェレ ナチュラル 浅煎り -Light Roast-
¥1,550 ($9.86)
ABOUT THIS COFFEE / 商品説明
精製 イェレ(バナナの葉を使用したカルチャリング)
ナチュラル
標高 1,400〜1,450m
品種 セレクション9
※インド中央研究所が育種した選抜群でエチオピア系統とハイブリッドティモールの交配によって生まれた品種です。
入港月 2026年6月
乾燥 天日乾燥
栽培・農薬の使用 栽培期間中、農薬不使用、必要に応じて化学肥料を使用
生産国:
インド
生産地:
カルナータカ州 チックマンガルール
生産者:
サンガメシュワールコーヒーエステートの生産者のみなさん
生産地概要:
インドコーヒー発祥の地として知られるチックマンガルール。17世紀、イスラム教聖者ババ・ブーダンがイエメンから持ち帰った7粒のコーヒーの種を、この地の山々に植えたことが始まりとされています。その後、豊かな森林と高い標高を活かしたコーヒー栽培が広がり、現在ではインドを代表するコーヒー産地のひとつとなっています。
精製方法:
イェレ(バナナの葉を使用したカルチャリング)
ナチュラル
Light Roast(浅煎り)
ベリーやレーズンを思わせる果実味に、オレンジピールのようなほろ苦さを伴う明るい酸が重なります。ナチュラルらしい華やかな香りの奥には、カカオニブを思わせる上品なコクが広がり、余韻にはやさしい甘さが心地よく長く続きます。
フレーバーノート:cacao nibs, dried fruits, berry, orange peel, brown sugar
バナナの葉を用いたカルチャリング(コーヒー本来の風味を、より豊かに引き出す手法)によって丁寧に発酵管理されたロットで、透明感のある甘さとやわらかな質感が印象的でした。
生豆は粒ぞろいが良く、アピアランスも良好です。成熟度のばらつきが少なく、焙煎時の熱の入り方も安定していました。栽培から精製までの丁寧な仕事が、クリーンなカップと自然な甘さにつながっている印象です。
サンガメシュワールコーヒーエステート
サンガメシュワールコーヒーエステート(Sangameshwar Coffee Estates)は、インド南部カルナータカ州チックマンガルールを拠点とするコーヒー生産者です。その歴史は1957年、当時証券仲買人をしていたヴァイディヤナータン(K.S. Vaidyanathan)さんによる会社設立に始まります。現在は3代目となるアパドゥライ(S. Appadurai)さんと、奥さんのハムスニ(Hamsini)さんご夫婦が事業を引き継ぎ、インドスペシャルティコーヒー業界を代表する生産者企業の一つとして知られています。
サンガメシュワールの特徴は、19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリス人やスコットランド人開拓者によって開かれた複数の歴史ある農園を受け継いでいることです。インド独立後の1947年から1958年頃にかけて、創業者のヴァイディヤナータンさんがこれらの農園を取得。その後、各農園は1981年にサンガメシュワールコーヒーエステートの傘下へ統合され、事業基盤が築かれました。 現在ではカラディカン(Karadykan)エステート、ガンゲギリ(Gungegiri)エステート、アッティカン(Attikan)エステート、ビコー(Biccode)エステートの4農園を中心に、約800haを超える農地を管理しています。標高950〜1,650mの多様な環境でアラビカとロブスタを栽培し、生物多様性に富む森林環境を活かしたシェードグロウンコーヒーの生産に取り組んでいます。また、環境保全や地域雇用、持続可能な農業を重視しながら、高品質なスペシャルティコーヒーの生産を続けています。 150年以上前に開かれた農園の歴史と、3世代にわたる家族経営の哲学。その両方を受け継ぎながらインドコーヒーの新たな可能性を切り拓いています。
豊かな水の恵みを有する農園
ガンゲギリエステートの歴史は1890年にさかのぼります。イギリス人のクロフォード兄弟がこの地でコーヒー栽培を始めたことが、その歴史の始まりです。
農園名の由来となった「Ganga(ガンガ)」は、この土地を流れる豊かな水の恵みを表しています。約200ヘクタールの農園内には数多くの小川や湧水があり、乾季にも絶えることなく水を供給してくれています。標高1,200〜1,450mに位置する農園では、アラビカとロブスタの両方を栽培。アッティ(イチジク)やバサリ(ジャワイチジク)、ニールリ(ツリーオニオン)といった在来樹種の木々がつくる木陰のもとで、コーヒーの実はゆっくりと熟していきます。
「農園」とひとことで言っても、その広さはひとつの山ほど。園内を歩くと、クジャクやシカなどの野生動物の姿を目にすることがあります。こうした豊かな生態系は、この土地ならではの環境の豊かさを物語っています。また、園内の丘のひとつには古くから地域の人々に親しまれてきたシヴァ神殿があり、人々の暮らしと自然が長い年月をかけて共存してきたことを感じさせてくれます。
「土・火・風・水・空」の
5つ構成要素を持った精製方法
サンガメシュワールの精製方法を監修するのは、Qプロセッサーの資格を持つハムスニさん。日々変化する環境や収穫状況に向き合いながら試行錯誤を重ね、多様な味わいの可能性を探求しています。
サンガメシュワールでは「土・火・風・水・空」の5つの構成要素をテーマにした精製方法に取り組んでいます。それぞれ、発酵や乾燥、時間のかけ方など、コーヒーとの向き合い方の違いを表しています。じっくりと時間をかけて風味を育むもの、果実の味わいを際立たせるもの、新たな技術でコーヒーの個性を引き出すもの、軽やかで華やかな香りを目指すもの、そして新たな可能性を探る実験的なもの。それぞれ異なるアプローチから生まれています。精製方法はすべて明確な意図や狙いをもって設計。それぞれのコーヒーが持つ個性的で複雑な風味を引き出すことを目指しています。また、生産現場で学びながら改善を重ね、常に新しい挑戦を続けているのです。
Yele(イェレ)
サンガメシュワールを訪れて印象的だったのは、どうすればコーヒーが本来持つ魅力をもっと引き出せるのかという探求心でした。
例えば、精製の話を聞いている中で、「Yele(イェレ)」という聞き慣れないプロセス名がありました。「それは何ですか?」と尋ねると、「葉っぱという意味ですよ。」とのこと。このプロセスでは、収穫したコーヒーチェリーとバナナの葉を何層にも重ねて発酵させます。葉に付着する微生物の働きを活性化させることで、コーヒーが本来持つ風味をより豊かに引き出そうという試みで、「カルチャリング」とも呼ばれます。どんな味わいになるのか、思わず飲んでみたくなるようなプロセスでした。
また、こうした挑戦は精製方法だけにとどまりません。毎年土壌分析を行い、土の状態を細かく確認しているそう。窒素やカリウムといった主要な栄養素だけでなく、微量要素のバランスまで把握しながら、その土地に合った土づくりから行っています。サンガメシュワールのコーヒーづくりは、目に見えない微生物や土壌の働きにも目を向けながら、一杯のコーヒーの味わいを追求しているのです。
ナチュラル
標高 1,400〜1,450m
品種 セレクション9
※インド中央研究所が育種した選抜群でエチオピア系統とハイブリッドティモールの交配によって生まれた品種です。
入港月 2026年6月
乾燥 天日乾燥
栽培・農薬の使用 栽培期間中、農薬不使用、必要に応じて化学肥料を使用
生産国:
インド
生産地:
カルナータカ州 チックマンガルール
生産者:
サンガメシュワールコーヒーエステートの生産者のみなさん
生産地概要:
インドコーヒー発祥の地として知られるチックマンガルール。17世紀、イスラム教聖者ババ・ブーダンがイエメンから持ち帰った7粒のコーヒーの種を、この地の山々に植えたことが始まりとされています。その後、豊かな森林と高い標高を活かしたコーヒー栽培が広がり、現在ではインドを代表するコーヒー産地のひとつとなっています。
精製方法:
イェレ(バナナの葉を使用したカルチャリング)
ナチュラル
Light Roast(浅煎り)
ベリーやレーズンを思わせる果実味に、オレンジピールのようなほろ苦さを伴う明るい酸が重なります。ナチュラルらしい華やかな香りの奥には、カカオニブを思わせる上品なコクが広がり、余韻にはやさしい甘さが心地よく長く続きます。
フレーバーノート:cacao nibs, dried fruits, berry, orange peel, brown sugar
バナナの葉を用いたカルチャリング(コーヒー本来の風味を、より豊かに引き出す手法)によって丁寧に発酵管理されたロットで、透明感のある甘さとやわらかな質感が印象的でした。
生豆は粒ぞろいが良く、アピアランスも良好です。成熟度のばらつきが少なく、焙煎時の熱の入り方も安定していました。栽培から精製までの丁寧な仕事が、クリーンなカップと自然な甘さにつながっている印象です。
サンガメシュワールコーヒーエステート
サンガメシュワールコーヒーエステート(Sangameshwar Coffee Estates)は、インド南部カルナータカ州チックマンガルールを拠点とするコーヒー生産者です。その歴史は1957年、当時証券仲買人をしていたヴァイディヤナータン(K.S. Vaidyanathan)さんによる会社設立に始まります。現在は3代目となるアパドゥライ(S. Appadurai)さんと、奥さんのハムスニ(Hamsini)さんご夫婦が事業を引き継ぎ、インドスペシャルティコーヒー業界を代表する生産者企業の一つとして知られています。
サンガメシュワールの特徴は、19世紀末から20世紀初頭にかけてイギリス人やスコットランド人開拓者によって開かれた複数の歴史ある農園を受け継いでいることです。インド独立後の1947年から1958年頃にかけて、創業者のヴァイディヤナータンさんがこれらの農園を取得。その後、各農園は1981年にサンガメシュワールコーヒーエステートの傘下へ統合され、事業基盤が築かれました。 現在ではカラディカン(Karadykan)エステート、ガンゲギリ(Gungegiri)エステート、アッティカン(Attikan)エステート、ビコー(Biccode)エステートの4農園を中心に、約800haを超える農地を管理しています。標高950〜1,650mの多様な環境でアラビカとロブスタを栽培し、生物多様性に富む森林環境を活かしたシェードグロウンコーヒーの生産に取り組んでいます。また、環境保全や地域雇用、持続可能な農業を重視しながら、高品質なスペシャルティコーヒーの生産を続けています。 150年以上前に開かれた農園の歴史と、3世代にわたる家族経営の哲学。その両方を受け継ぎながらインドコーヒーの新たな可能性を切り拓いています。
豊かな水の恵みを有する農園
ガンゲギリエステートの歴史は1890年にさかのぼります。イギリス人のクロフォード兄弟がこの地でコーヒー栽培を始めたことが、その歴史の始まりです。
農園名の由来となった「Ganga(ガンガ)」は、この土地を流れる豊かな水の恵みを表しています。約200ヘクタールの農園内には数多くの小川や湧水があり、乾季にも絶えることなく水を供給してくれています。標高1,200〜1,450mに位置する農園では、アラビカとロブスタの両方を栽培。アッティ(イチジク)やバサリ(ジャワイチジク)、ニールリ(ツリーオニオン)といった在来樹種の木々がつくる木陰のもとで、コーヒーの実はゆっくりと熟していきます。
「農園」とひとことで言っても、その広さはひとつの山ほど。園内を歩くと、クジャクやシカなどの野生動物の姿を目にすることがあります。こうした豊かな生態系は、この土地ならではの環境の豊かさを物語っています。また、園内の丘のひとつには古くから地域の人々に親しまれてきたシヴァ神殿があり、人々の暮らしと自然が長い年月をかけて共存してきたことを感じさせてくれます。
「土・火・風・水・空」の
5つ構成要素を持った精製方法
サンガメシュワールの精製方法を監修するのは、Qプロセッサーの資格を持つハムスニさん。日々変化する環境や収穫状況に向き合いながら試行錯誤を重ね、多様な味わいの可能性を探求しています。
サンガメシュワールでは「土・火・風・水・空」の5つの構成要素をテーマにした精製方法に取り組んでいます。それぞれ、発酵や乾燥、時間のかけ方など、コーヒーとの向き合い方の違いを表しています。じっくりと時間をかけて風味を育むもの、果実の味わいを際立たせるもの、新たな技術でコーヒーの個性を引き出すもの、軽やかで華やかな香りを目指すもの、そして新たな可能性を探る実験的なもの。それぞれ異なるアプローチから生まれています。精製方法はすべて明確な意図や狙いをもって設計。それぞれのコーヒーが持つ個性的で複雑な風味を引き出すことを目指しています。また、生産現場で学びながら改善を重ね、常に新しい挑戦を続けているのです。
Yele(イェレ)
サンガメシュワールを訪れて印象的だったのは、どうすればコーヒーが本来持つ魅力をもっと引き出せるのかという探求心でした。
例えば、精製の話を聞いている中で、「Yele(イェレ)」という聞き慣れないプロセス名がありました。「それは何ですか?」と尋ねると、「葉っぱという意味ですよ。」とのこと。このプロセスでは、収穫したコーヒーチェリーとバナナの葉を何層にも重ねて発酵させます。葉に付着する微生物の働きを活性化させることで、コーヒーが本来持つ風味をより豊かに引き出そうという試みで、「カルチャリング」とも呼ばれます。どんな味わいになるのか、思わず飲んでみたくなるようなプロセスでした。
また、こうした挑戦は精製方法だけにとどまりません。毎年土壌分析を行い、土の状態を細かく確認しているそう。窒素やカリウムといった主要な栄養素だけでなく、微量要素のバランスまで把握しながら、その土地に合った土づくりから行っています。サンガメシュワールのコーヒーづくりは、目に見えない微生物や土壌の働きにも目を向けながら、一杯のコーヒーの味わいを追求しているのです。
